森林の風 樹木図鑑 No.15
葉
幹
学名 | Machilus thunbergii |
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別名 | イヌグス |
分類 | クスノキ科タブノキ属(常緑高木) |
分布 | 本州、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾、フィリピン |
葉形 | 分裂葉・不分裂葉 |
葉序 | 互生 |
葉縁 | 全縁 |
雌雄 | 雌雄同株 |
花期 | 4~5月 |
果実 | 液果 |
用途 | 公園樹、建築・機具材、薪炭、シイタケの原木 |
暖地の海岸林を代表する樹木だが、常緑樹では最も北の青森県まで分布する。大木は高さ30㍍、直径3.5㍍になる。枝を大きく広げた雄大な樹形で、各地に名物となった巨木が知うれている。葉が枝先に集まってつくのが特徴。花期は4-5月。葉と同時に枝先に花序を伸ばし、小さな花を多数咲かせる。材はかつて船材にされ、名前も古い朝鮮語の「丸木船を作る木」が訛ったものらしい。