森林の風 樹木図鑑 No.16
葉
幹
学名 | Aesculus turbinata |
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別名 | |
分類 | トチノキ科トチノキ属(落葉高木) |
分布 | 北海道(札幌市以南)、本州、四国、九州<日本固有> |
葉形 | 掌状裂葉 |
葉序 | 対生 |
葉縁 | 鋸歯縁 |
雌雄 | 雌雄同株 |
花期 | 5~6月 |
果実 | 蒴(さく)果 |
用途 | 庭木、公園・街路樹、建築・器具・楽器材 |
渓流沿いの肥沃地、山地の沢沿いにサワグルミなどと渓畔林を形成し、大きいものは高さ35m、直径4mになる。樹冠は広円形、樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。冬芽は多数の鱗片に包まれ、樹脂を出してよく粘る。葉は大型の掌状複葉で対生する。小葉は5~7個あり、長さ15~40cmの倒卵状長楕円形で、ふちに鋭い重鋸歯がある。裏面には赤褐色の軟毛がある。5月頃、枝先に長さ15~25cmの大きな円錐花序を直立する。種子は光沢のある赤褐色で、すりつぶしてトチ餅などをつくる。