憩いの杜

所在地 桑名市茅ヶ崎
面積 2.9ha(29,000㎡)
種類 針広混交林(二次林)(個人所有林)、企業の森(TSテック㈱)
活動内容 間伐、林内整備、歩道作り、植樹、植生調査
活動開始 2012年

委託管理使用契約に基づいた施業及び使用に関する現在までの経過

  1.  三重県が提唱する「企業の森」にテイ・エステック鈴鹿工場が参加し、森林整備を受託することになった。環境保護、生物多様性及び自然生息地の回復を目的に自然環境との共生と未来につなげる森づくりに取り組む。
  2.  周囲の森林は、昭和30年代ごろまで里山として地域の人達が深くかかわっていた。燃料調達などが行われ、特に赤松が多くマツタケが沢山とれた。その後燃料革命などにより50年余り放置された。
  3.  里山として整備するに当たり、岐阜県立森林文化アカデミー、(独)森林総合研究所の先生を招いて勉強会を開催した。その後、里山整備の方向性について内部で検討会を行った。
  4.  具体的な施業として、①大径木・希少種をシンボルツリーとするとともにゾーニングする。②受光面積確保のため皆伐に近い状態まで伐採し、森を若返らせる。③景観を良くするための植樹をする。④将来、子供の遊びの場、自然体験の場を目指す。

協力 : TSテック㈱